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頚椎症による左上肢の痛みとシビレを改善

腕にシビレのある患者様の症例


症例のご紹介 60代 男性 会社員

2ヶ月前より左上肢痛みとシビレがあり、整形外科で診察した結果「変形性頚椎症」と診断され、自覚症状としては左腕の痛みとシビレ感があるということで、当院へ来院されました。
当院でまずは診察をしましたが、原因は整形外科と同じ診断結果です。
加齢による変形性頚椎症からくる、神経の圧迫での左上肢に痛みとシビレが出るという診断になります。

なぜ、変形性頚椎症で左上肢に痛みやシビレが起こるのか? その原因というのが、首の頚椎から腕の神経が出ているので、
首が悪くなると腕が、「痛くなったり」「シビレたり」「つったり」という症状が出るのです。
患者様ご本人は、「2ヶ月前から痛みやシビレが突然出た」とおっしゃて来院されましたが、基本的には加齢によるものなので、5年10年20年とだんだん症状が悪化して、あくまでも自覚症状が2ヶ月前に出たということで、「突然」と皆さんおっしゃいますが、基本的には突然悪くなったりはしません。
年を重ねるにつれ、だんだん悪くなって自覚症状が出る。
ほとんどの方が、このような形で症状が出ます。

ひまわり整骨院独自の施術
頚部ストレッチ 施術者
さてこの方の原因が分かりましたので、施術の方針としましては、まず1番が頚椎の部分で腕の神経が圧迫されてしまっているので、神経の圧迫をとってあげることが第一です。
そしてその神経の圧迫をとりつつ、神経の回復を促してあげる。
まず頚椎調整で、頚椎と頚椎の関節の部分を緩めてあげて、腕の方にいく神経の圧迫をとってあげます。
そうすると痛みやシビレが緩和していきます。
神経の回復を待たなくてはいけないので、回復という点で言いますと、長い目でみて、1ヶ月単位で経過観察をしていく必要があります。
そしてもう1つ、症状としては筋肉も張っているので、指圧で筋肉をほぐしてあげます。
当院の独自のもみ返しにならない指圧ですので、毎日続けることが出来ます。
そしてもう1つ、少し変わった施術ですがPNFストレッチを行います。
ストレッチという名前ですが、施術として行うストレッチです。
どのような施術かといいますと、患者さんと施術家2人でやるストレッチになります。
患者さんに力を入れていただいて、施術家がそれに対して抵抗を加える。
簡単な施術法なんですが、効果は普通のストレッチの3倍はあります。
なので、効果結果が高い施術になります。
この方は「DAマッサージ」「頚椎調整」「PNFストレッチ」
この3つの施術法で進めていきます。

 
施術の期間 今現在、この患者さんは2回ほど施術しましたが、「最初の症状から、だいぶ良くなった」とおっしゃっていただいています。
神経の圧迫をとってあげるということが1番ですので、この様子でいきましたら、回数を重ねていくと大体よくなると思われます。
これからの施術の回数としては、週に2~3回を2~3週施術をすると、自覚症状もとれてくると思われます。
期間としては、やはり慢性的なものなので、3ヶ月~半年で施術を続けたほうが良いでしょう。
もちろん経過観察をしつつですが、最初のうちは早い段階で症状を取るということで、回数は絶対に必要です。
だいたい落ち着きましたら、週に1回。
月に4~5回施術をし、神経の圧迫をとって、神経の回復を促してあげる。
そしてこの施術内容を最初のうちは治療としてやっていき、メンテナンスに移行するとよいでしょう。

悪化させないためにはどうしたらいいか この方のように、悪化させないようにするにはどうすればいいか、基本的には患者様は、相当具合が悪化しないと治療しないので、やはり大分悪くなった状態でお越しになります。
ですので、ある程度症状が出始めたら専門家にまず診察してもらい、確定診断、なぜそこに症状が出るのかの原因を探ってもらい、対処法を聞き、そしてもちろん施術は受けた方が良いでしょう。
では、なってしまったらどうするのか、診察をしてもらい、確定診断をして、施術の方針を決めて、施術の回数を重ねないといけないです。
症状がとれたら、悪化させないために定期的なメンテナンスを行うのが必要です。
この患者様に関してだけ言えば、早い段階で良くなっていますが、長い目で見ると、メンテナンスがご年齢的に絶対必要になってきます。

今後のケア あとは当院では施術のほかに、ご自身のケアの方法として、ストレッチと寝方の指導をしております。
ストレッチは、頚椎調整で動きを出したものを、維持していただくために行っていただいてます。
寝方は首の角度で神経に触ってしまうので、枕の高さなどを調整していただいて、神経が圧迫しないよう指導をしています。
症状が重度の場合ですと、やはり施術では足らない部分が出てきますので、当院の施術とご自身のケアも合わせてきちんと行っていただくと、この方のように早い段階で症状がとれていきます。

手のシビレでお困りの方はこちら
首のPNFストレッチの動画


ドクター 画像

 
首のPNFストレッチは、首の筋肉を伸ばすためのエクササイズ方法です。

PNFとは「プロプリオセプティブ・ニューロファシリテーション(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation)」の略で、神経と筋肉の連携を促進し、柔軟性と範囲を向上させる効果があります。
まず、PNFストレッチを行う前に、身体を温めるために軽いストレッチやウォーミングアップ運動を行いましょう。これによって血流が良くなり、筋肉が柔らかくなるため、効果的なストレッチができます。

首のPNFストレッチを行うためには、次の手順に従ってください。

姿勢を正して、座ったり立ったりして、体を安定させます。背筋を伸ばし、肩をリラックスさせましょう。

首をゆっくりと前に倒します。無理なく行い、痛みを感じない範囲で行いましょう。この動作を「ストレッチ前のポジション(プリストレッチポジション)」と呼びます。

首を倒したままで、自分自身の力で抵抗をかけながら、少しずつ力を入れて首を後ろに倒します。このとき、力を抜くのではなく、力を入れることに注意しましょう。この動作を「抵抗運動(ホールドポジション)」と呼びます。

抵抗運動を数秒間キープします。自分の力で抵抗しながら、首の後ろの筋肉をしっかりと使いましょう。この時点で、首の筋肉がより深く伸びることが期待できます。

抵抗運動の後、力を抜いて首を前に倒します。これによって、首の筋肉が緩むことができます。

前の手順を3回から5回繰り返します。最初はゆっくりと行い、徐々に力を入れる量を増やしていきましょう。

PNFストレッチは、筋肉の緊張をほぐし、筋肉の柔軟性を向上させる効果があります。子供でも行うことができますが、注意点もあります。

まず、無理な力を入れずに行うことが重要です。子供はまだ成長途中で、筋肉や関節が柔らかい場合がありますので、過度なストレッチや強い力をかけるとケガの原因になります。ゆっくりと力を加え、痛みや違和感を感じたら即座に止めるようにしましょう。

また、正しい姿勢を保つことも大切です。背筋を伸ばし、安定した姿勢を保つことで、効果的なストレッチができます。特に子供は姿勢が乱れがちなので、意識して正しい姿勢を維持するようにしましょう。

さらに、呼吸にも注意を払いましょう。PNFストレッチを行う際には、ゆっくりと深呼吸をしながら行うことで、筋肉の緊張をほぐしやすくなります。

最後に、定期的な継続が大切です。一回や二回のストレッチでは効果を感じづらいこともありますので、日常的に継続して行うことがポイントです。毎日少しずつ行うことで、柔軟性や範囲が向上し、身体の健康維持にもつながります。

個人の体調や特定の状況によっては、専門家の指導を受けることをおすすめします。

PNFストレッチを行う際には、以下の注意点にも留意する必要があります。

ウォーミングアップ:PNFストレッチを行う前に、軽いウォーミングアップ運動を行うことが重要です。これによって筋肉が温まり、怪我のリスクを減らすことができます。

痛みに注意:PNFストレッチは筋肉の伸ばし方に重点を置いていますが、痛みを感じる場合は無理をせずにストップしましょう。痛みは筋肉や関節に負担をかける可能性があります。

個別の制約事項:個々の身体的な特徴や制約事項によっては、特定のPNFストレッチが適さない場合があります。例えば、特定の疾患や怪我を抱えている場合、専門家の指導を受けることが重要です。

慎重なアプローチ:特に子供の場合、成長に伴い関節や筋肉が発達していく過程で注意が必要です。無理な力をかけたり、不安定な動作を行うことは避け、慎重なアプローチを心がけましょう。

呼吸とリラックス:PNFストレッチを行う際には、呼吸を意識し深呼吸を行うことが大切です。また、リラックスした状態でストレッチを行うことで、より効果的な伸ばしを実現できます。

最後に、PNFストレッチは個人の身体状態や目標に合わせて適切に行うことが重要です。初めて行う場合や不安がある場合は、当院の指導を受けることをおすすめします。正しいフォームや適切なプログラムを提供し、効果的かつ安全なストレッチをサポートいたします。

安全に行うためには自己の体調をよく観察し、無理をしないように心がけましょう。

PNFストレッチを行う際には、以下のポイントにも留意してください。

ストレッチの時間と回数:PNFストレッチは長時間行う必要はありません。1回のストレッチを約10〜30秒程度行い、それを3〜5回繰り返すことが一般的です。長時間行いすぎると筋肉への負荷が増えるため、適度な時間と回数を守るようにしましょう。

対称性を保つ:PNFストレッチは片側の筋肉を伸ばすだけでなく、両側のバランスを保つことも重要です。片側のストレッチを行った後は、反対側も同じくらいのストレッチを行うようにしましょう。これによって身体のバランスが整い、ケガのリスクを低減できます。

継続と統合:PNFストレッチは単体のエクササイズとして行うだけでなく、トータルなストレッチプログラムに組み込むことも有効です。身体全体の柔軟性や動作範囲を向上させるために、首のPNFストレッチだけでなく他の部位のストレッチも取り入れることをおすすめします。

個人の能力に合わせる:PNFストレッチは個人の柔軟性や体力に応じて適切に行う必要があります。子供の場合は特に、成長に伴い筋肉や関節が発達していくため、無理なストレッチは避けるべきです。自分自身の能力に合わせ、無理なく行うようにしましょう。

プロフェッショナルの指導:最も重要なポイントは、PNFストレッチを正確かつ安全に行うために、専門家の指導を受けることです。適切なテクニックやフォームを教えてくれるだけでなく、個別のニーズや目標に合わせたカスタマイズされたアドバイスを提供致します。

安全性と効果のために、正しい方法で行うことを心がけましょう。
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