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つらい坐骨神経痛の原因とそれを解消する13の施術法②

坐骨神経痛について…

2.痛みを止める薬やブロック注射などの方法

坐骨神経痛に対する方法には投薬やブロック注射と手術の大きく2つに分けられます。
そこでまず投薬やブロック注射について、まとめてみました。

2-1.痛みを止める薬について 坐骨神経痛に使われる痛み止めの薬についてですが、思いつくのはシップなどの外用薬だと思いますが、それ以外にも
・内服薬や座薬 痛みと炎症を抑える
・筋緊張弛緩薬 筋肉の緊張を和らげる
・ビタミンB12  抹消神経の傷ついている部分を修復して、神経機能の働きを安定させる
といったのがあります。
但し、これらの薬を必ず処方されるというのではなく、貴方の坐骨神経の症状を緩和させる効果の高い薬となるので、薬の組み合わせには医師の判断によります。
そこで坐骨神経痛になって、病院を受診するのであれば前もって
・痛みやしびれのある部分はどこか?
・いつからその症状があるか?
・症状は出始めた時よりも軽くなってるか?ひどくなっているか?
・以前に同じような症状があったか?
といったのをメモして持っていきましょう。
それはなぜか?というと、皆さんの中で「お医者さんの前だと緊張して上手く話せない」という方いらっしゃいませんか?
医師は検査や触診で原因や対処法・薬の処方を見立てる事ができますが、一番参考になるのは『患者さんの声』です。
だから、ただ「痛い」というよりも先程のメモを持っていけば、上手く説明が出来なくても、症状や状況のポイントが分かるし、より効果のある薬や治療法を処方したり、提案しやすくなります。
それからもしメモを書く時に、
・今、病気やケガがあるか?
・ある場合、薬を飲んでいるか?
・飲んでいるなら、その薬の名前
も書いておくと、飲み合わせを考えて痛み止めを処方してもらえます。
「お薬手帳」がある方は、それを持っていくと話が早いですよ。

★シップは手軽な薬だけど。。。 病院で坐骨神経痛を診てもらって、お薬を処方された時に内服薬だけでシップのような外用薬が無い場合、ドラッグストアで買ったりする事ありませんか?
シップは病院でなくても買う事が出来るから、坐骨神経痛の対処法としては手軽かもしれませんが、症状によっては必要ない場合があって処方していない時があります。
また自分の判断で買った場合は、そのシップが坐骨神経痛に効果があるかが分かりません。
手軽ではあるけど、坐骨神経痛でシップを使いたい時は医師に処方してもらうか、ドラッグストアなら薬剤師に状態を説明して、選んでもらった方がいいですよ。

2-2.ブロック注射について

次にブロック注射についてですが、ブロック注射は坐骨神経痛になっていきなりするというよりかは、処方薬や電気やマッサージなどをしてみて余り効果を感じられない、または痛みがひどくなって歩くのもおぼつかないといった時に使われます。
一言でブロック注射といっても、その数は20種類余りあって打つ場所や打ち方といった違いや、ブロック注射をする前に麻酔を打つといった前処理や後処理があります。
20余りあるブロック注射を全てご紹介する事は難しいので、代表的なのを2つ挙げておきます。

・星状神経節ブロック注射 星状神経節という中枢神経が興奮していると、痛みに過敏になりやすくなるので坐骨神経痛の痛みもより強く感じてきます。
ここにブロック注射をする事で、交感神経の興奮状態を抑え痛みの緩和やしびれを起こしにくくしていきます。

・腰部硬膜外神経ブロック注射 脊髄周りには硬膜とよばれる固い膜があり、硬膜外というのはこの膜の外側の部分の事です。
腰の部分の硬膜外の空間にブロック注射をすると、脊髄神経に近いので薬の効き目が早く、硬膜外を通って体の広い範囲に薬がいくので、坐骨神経痛のような腰だけでなく、足や臀部といった患部の場所が広い時に、効果的な方法です。
腰部硬膜外神経ブロック注射は、針を刺した後に薬液を少しずつ注入していくのでスッと刺して終わる注射よりは、点滴に似ています。
ブロック注射は薬よりも、坐骨神経痛の痛みを和らげる即効性はありますが神経の近くに注射をするので、注射をする時そして注射をした後に痛みが残ります。
また飲んでいる薬によってはこのブロック注射が出来ない場合や、出血などの副作用がないとはいいきれませんので、坐骨神経痛でブロック注射を希望する場合は医師に相談してください。

※まとめ※

以上が薬やブロック注射の種類や特徴です。
全てそうだとはいえませんが、痛みやしびれがあっても日常生活が送れる、または症状としては軽いというのであれば、まずは内服薬や外用薬を試すといった感じになります。
それから、しばらく経過をみて痛みが治まらない、ひどくなったとなると日常生活に支障が出てきますから、より効果の高いブロック注射でといったのが一般的な流れといえます。
だから、まずは内服薬や外用薬、次または最後の手段としてブロック注射と覚えておくと症状を説明された時に、「自分の坐骨神経痛がどの程度のレベルのものなのか?」というのも分かりやすくなるかもしれませんね。

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