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股関節を施術して痛みを改善

好きなスポーツが出来るようになった患者様の症例

股関節のPNFストレッチの動画

症例のご紹介 60歳 女性 主婦 趣味は卓球

初診時は、股関節に痛みがあり、歩くと痛い、運動痛がある。
それで、ご本人の希望としては卓球をやりたいので、治療をして痛みをとりたいということで来院されました。
初診時の診察結果ですが、まず先天性股関節脱臼があるということです。
関節の可動域が右の良い方は内旋50度の外旋40度。
左の患部は、内旋15度の外旋5度でだいぶ動きが悪い状態です。
先天性股関節脱臼もさほど変形がないのではないかと当時推測されていたのですが、診断の結果は、やはり先天性股関節脱臼があり、また年齢が60歳なので、加齢的な変形性股関節症が加わっているのではないかということです。

なぜ痛くなってしまったのか?
それでなぜ痛くなったかと言いますと、卓球をやられているということで結構運動量があり、股関節に負荷がかかり、負担が大きく痛みになったのではないかと推測されます。
結果として、股関節脱臼そして加齢的な変形性股関節症とハードな動き、この3つが、痛みの原因になります。

ひまわり整骨院独自の施術
そこで施術の方針ですが、股関節のPNFストレッチで動きを良くしていきます。
関節は動きが悪くなると関節硬縮で痛みになりますので、動きが良くなると痛みがとれます。
どこの関節も例外なく痛みがとれていきます。
初診時、1回の施術で左の患部の内旋15度が内旋45度になりました。
左の患部の外旋5度が外旋10度になり、動きが劇的に良くなりました。
また動きが良くなると痛みとれるので、1回の施術でほとんど痛みがとれました。
これだけ動きや痛みがよくなるということは、元々の先天性股関節脱臼や加齢の変形性股関節症は、さほど変形が酷くなかったのではないかという結果になります。
この患者様は数回の施術で痛みが取れて、今では卓球も少しずつ始めていて、特に問題がないということです。

施術の期間
施術の回数としては、最初は5~6回程度続けて施術をしたので、ほとんど自覚症状が改善されたようです。
ただまだ少し使いすぎると違和感が出るみたいです。
期間としては最初5~6回やり、あとは患者様のご希望されましたので、卓球を続けるために定期的なメンテナンスと経過観察を行います。
大体良くなれば、最初のうちは週に1回。
今度は動きが悪くならなければ、月に2回程度で、施術を兼ねてメンテナンス、経過観察をしていきます。
骨の変形などが酷い方でしたら、やはり回数や期間は必要ですが、この患者様は骨の状態、関節の動きがさほど悪くなかったので、早い段階で痛みがとれました。

股関節が痛くなったら、どうしたらいいのか?
では、このような股関節の痛みはどうすれば良いのか。
基本的には専門家に診察をしていただき、確定診断をしていただいて、施術の方針を固めてもらい、現状をご自身で把握し、ご自身のケアなどの指導を受けるのが1番です。
では、痛みになってしまった場合、どうしたら良いのか。それは定期的なメンテナンスをして、動きを悪くしないことが1番の課題になってくるのだと思います。
先ほどにもありました通り、関節は例外なく関節硬縮、つまり固まると痛みになります。
痛みにならないようにするには、やはり施術やケアでその関節の可動域を悪くしない、広げていくということがポイントになってきます。
それを継続的に行うことによって、症状が出ず、日常生活や好きな運動が無理なく出来る。
もちろんそれには条件があり、施術とメンテナンスとケアは絶対で、他にも色々気を使わなければなりません。
例えば卓球でしたら靴などです。
特にこの股関節痛に限って言えば、皆さん悩んでいらっしゃいますが、皆さんが思っているよりも結構簡単に痛みがとれ、期間もかかりません。
ただ運動などをされる方が、日常生活で痛みを出さないようにするには、やはり定期的なメンテナンスが必要になってきます。
当院では、まず短期的な施術で早く症状をとり、そしてメンテナンスに移行して日常生活で苦にならないように、好きな運動が出来るように指導していきます。

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股関節のPNFストレッチの動画

 

お困りの時のアドバイス

当院のカウンセリングを受ける: 股関節痛の原因は様々です。まずは当院に相談し、正確な診断を受けることが重要です。当院は症状を評価し、必要に応じて追加の検査や画像検査をアドバイスを行います。

安静と活動のバランスを保つ: 完全な安静は必要ありませんが、痛みがひどい場合は一時的に活動を制限しましょう。一方で、長期的に運動不足にならないように、痛みの範囲内で軽い運動を継続することも重要です。

ストレッチと強化運動: 股関節を柔軟に保つために、ストレッチと強化運動を取り入れましょう。ヒップストレッチ、内ももストレッチ、大腿四頭筋のストレッチなど、股関節周辺の筋肉を重点的に伸ばすことが有益です。また、ヒップブリッジやレッグプレスなどの筋力トレーニングも股関節の安定性を向上させます。

体重管理: 過重は股関節に負担をかける要因となるため、適正な体重を維持することが重要です。バランスの取れた食事と適度な運動による体重管理を心がけましょう。

適切な姿勢: 正しい姿勢を保つことは股関節の健康に重要です。座る際には背もたれを使い、長時間同じ姿勢でいる場合には定期的に休憩し、身体を動かすようにしましょう。

悪い習慣の改善: 長時間の座り仕事や悪い姿勢、片側の負荷などは股関節に負担をかけます。悪い習慣を改善し、身体への負担を減らすようにしましょう。

痛みのある活動の制限: 痛みを引き起こす特定の活動や運動がある場合は、それを制限する必要があります。痛みを感じる動作や運動を避けることで、炎症や痛みの悪化を予防できます。

氷や温熱療法の利用: 痛みや炎症を和らげるために、氷や温熱療法を試してみましょう。炎症が激しい場合には氷を数十分間股関節に当てると効果的です。一方、筋肉の緊張を緩和するために温熱パックや温かいシャワーを利用することもあります。ただし、温熱療法を行う前に医師の指示を仰ぐことをおすすめします。

適切な靴の選択: 歩行や運動時には適切な靴を選ぶことが重要です。足と脚をサポートし、衝撃を吸収するためのクッション性と適切なアーチサポートを持つ靴を選びましょう。必要に応じて専門家に相談し、適切な靴装具やインソールの使用を検討してください。

マッサージや物理療法の利用: 当院によるマッサージや物理療法は股関節痛の緩和に役立ちます。筋肉の緊張を緩和し、血液循環を促進することで痛みを軽減する効果があります。当院で相談し、適切な治療法を受けることをおすすめします。

ストレス管理: ストレスは痛みや炎症を悪化させる要因となる場合があります。ストレスを軽減するためにリラクゼーション法や瞑想、深呼吸などのストレス管理技術を取り入れることで、股関節痛の管理に役立ちます。

サポートを受ける: 股関節痛は日常生活に様々な影響を与えることがあります。そのため、家族や友人、または専専門家やサポートグループを受けることも重要です。自分だけで悩まずに、周囲のサポートを頼りにしましょう。

適切な睡眠と休息: 十分な睡眠と休息は体の回復に不可欠です。股関節痛による不快感を軽減するために、質の高い睡眠を確保し、適切な休息を取るように心がけましょう。

適度な有酸素運動: 非荷重の有酸素運動(水中運動、自転車など)は股関節への負担を軽減しながら全身の健康を促進する効果があります。当院の指導のもとで適度な運動を行いましょう。

適切な栄養摂取: バランスの取れた食事を心がけ、炎症を抑える効果のある抗酸化物質やオメガ-3脂肪酸を摂取することが股関節痛の管理に役立ちます。栄養士のアドバイスを受けながら、健康的な食事習慣を続けましょう。

自己ケアと日常動作の工夫: 股関節痛のある人は、日常生活の中で負担のかかる動作を工夫することで痛みを軽減できます。例えば、重い物を持ち上げる際には膝や腰に負担をかけないように注意し、長時間の立ち仕事では休憩を挟んで疲労を軽減しましょう。

継続的なケアとフォローアップ: 股関節痛は一時的なものではなく、長期的なケアが必要な場合があります。当院の指示に従い、継続的なケアやフォローアップを受けることで、痛みの管理と予防に役立てましょう。股関節痛は個人によって症状や原因が異なるため、上記のアドバイスは一般的なものであり、個々の状況に応じて適切な対応が必要です。必ず当院の指示に従い、個別のアドバイスを受けることをおすすめします。また、痛みや症状が悪化したり、新たな問題が現れた場合は、直ちに当院に相談してください。

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