心因性腰背痛が多いということを知っていますか。


 

どのようなものか

急性疼痛は身体内の警告信号と言われるが

慢性疼痛には個人の主観的、心理的な色彩が

加わるので、病状が複雑化し治りにくい。

その治療には全人的医療の視野からの対応が必要で

心因性腰背痛にも同様な配慮がいる。

医療で心因性腰背痛とされる症例は、一般的には臨床

症例が乏しく、医学的治療に反応しずらいとの考えられがちだが

日常診療上には椎間板症その他の器質所見が認められ

かつ心理的因子が強く関係している場合もあるので

今回は器質所見の明らかな症例の心理的症候があるものも

心因痛にふくめる。

全人医療的にみた心因痛

心因痛は臨床的なな立場からは、心身症性、神経症性

精神病性のものに分けて考えられる。一方これを全人医療的な

面からみると、心因性腰背痛(心因性症候を含む)には

過労、事故、社会環境、診療過程での問題などの外因

及び日常生活習慣、家族関係などの内因があり

全人的な軸

患者個人の思考、行動パターン、生き甲斐、いきざま

などに、これらが影響して頑固な痛みの持続

増長に悪影響をあたえていると考えられている

心因性の腰背痛を持続させやすいパーソナリティーとして

特徴的な症例は

1. 筋緊張性腰背痛患者のパーソナリティー

頑固な筋緊張性頭痛、このような患者には社会性達成意欲

は高い

社会活動は過剰適応、過緊張型で向上心が強いが

他者との協調性などに問題のある性格があるが

用背筋の過緊張性疼痛患者の中にも同じ傾向を

持ち仕事を離れると痛みが緩解する例がある。

2. 完全壁の腰背痛患者

自己の身体内の違和感、痛みの解決に真剣に

取り組み、疼痛の細かい病歴書や略図を示して

医師に納得のいく説明を求めるが

治療側にはこのような気持ちは伝わらず

患者は不信感に陥りがちになる。

しかし、納得のいく説明が得られれば

患者はそれだけで動機づけができる。

3. 攻撃傾向の強い患者

発散できないままの攻撃性は精神力動的には

慢性疼痛と重要な関連がある。

治療者の指示や指導は聞き入れられず

愁訴は頑固に長引き、治療者と患者の

関係がこじれやすい。

4. 依存的な精神症患者

腰背痛のほかにも心気的な愁訴が多い

医療への過剰な要求が目立つ。

社会的には不適応型で身体症状に

逃避しているところがある

5. 執着気質

うつ病の病前性格で几帳面、生真面目

こり性、完全癖などをみる。

身体症状としては頑固な腰痛を訴え

これを主訴に治療に訪れることは

よく知られている

仮面うつ病である。

治療は

初診時から治療期間は長期にわたることを

説明しておく。

再診時には必ず社会生活の内容

運動量を聞き、痛みとの共生を見守り

いつも一貫した態度で支持支援を続ける。

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